さて、年に一回同じようなことを書いていますが今回も・・・。
アイアンマン・ケアンズと同じ日に開催されたアイアンマン70.3セントレア知多・常滑、想像通りというか残念ながらバイクではドラフティングが横行していたとのこと。
トライアスロンやアイアンマンの成り立ちやあり方を知らずに臨んでいる輩がいるとして、仮に表彰台やコナのスロットをゲットしたとすれば、必ず悪い意味での洗礼を受けるでしょうトライアスロンの神様は必ず見ています。
そしてそれと同時に自分は守っていたのにとブログやSNSでマーシャルを公然と批判する人もチラホラ。この方達にもきっと別の大会で洗礼を受けるでしょう。
実際に競技を見ていないので想像の域でしかありませんが、もちろん違反を取るべきところで取ることができなかったことはあったでしょう。ただ、あの高速コースでキャパぎりぎりのバイクの数でコース幅も充分に取られていない状態でストップアンドゴーの措置を取ったらそれこそ危険だし(元々取らないと明記していますが)、移動マーシャルが違反者にイエローやレッドカードを出すスペースだってないんじゃないかと。マーシャルは第一に安全、次に公平な競技の為に存在しているのであって、安全の為に公平を犠牲にすることもあります。それを「黙認」だと言われたらたまらないです。
それと日本の大会の多くはマーシャルが少な過ぎます。ケアンズなんて5分に1回くらいのペースで移動マーシャルを見ました。別にマーシャルの数をケチっているワケではなくやる人が集まらないのです。マーシャル批判をしている人の中で実際に審判資格を取得してその立場でやっていたことのある人が何人いるのだろうか?居たらそうそう批判なんてできないと思うけど・・・。
ここからは更に暴論。今は多くの大会でJTUの会員になることが求められているけど、ある程度の経験がある人が継続して競技を行う場合は審判資格も必須とかにした方がいいんじゃないかと。そうすれば改めてルールを知ることができるし一石二鳥!なんて思うのですが・・・ダメ?
実際にドラフティングをするような人はもちろんですが、マーシャルを批判するような人もレースには出ないで欲しいです。自分はマーシャルとしての力量は愛知県協会でお世話になっている諸先輩方に比べたらまだまだですし、安全かつ公平に運営できるよう一戦一戦経験を積み上げていきたいと思っていますが、そんな人達の為に本当はレース観戦や応援をしたり、トレーニングをしたり、家族サービスをする時間を犠牲にしたくはないです。
ま、今回は選手としてもマーシャルとしても携わっていないから言えることなんだけどね。
この記事へのコメント
通りすがりのトライアスリート
ドラフティングした人には、必ず天罰が返ってくる。そう思うしかないですな。でも、やられると悔しいんですよね(苦笑)
RUSTYMAN
ありがとうございます。選手が気持ちよく競技に臨めるよう少しでもマーシャルをやる人が増えて欲しいですけどね。
確かにドラはやられると悔しいと思いますが、やられるほどの実力を持っているということ。自分なんてドラをやられる前にパスされるので・・・(涙)